【読書感想】神・時間術

普段仕事をしている中で、時間の使い方が下手なのではないか、とか、

もっといい時間の使い方があるのでは、とかとか思い、

そのヒントを見つけるべく『神・時間術』を読んでみました。

 

この本を読んでいて、1番ゾッとしたのが、

「朝の30分=夜の2時間」という事でした。

脳にとってのゴールデンタイムは、起きた後の2-3時間で、

そこから時間が経つにつれて、脳の動きは落ちていく一方だそうです。

 

私はいつも出社してから、はじめにニュースをざっと読み、

タイピングの練習したり、技術書読んだりと、

自分にとってやりたくないルーティンをやっていましたが、

それより、脳が1番元気な午前中に、実装や設計に時間を割いた方が賢明だと思いました。

 

 

「15・45・90の法則」

人間が深い集中力を保てるのが15分、

15分を1単位として、集中力を保てるのが45分、

人間の中に90分の体内時計があり、90分は脳が動いて、その後の20は眠気が訪れるというサイクルがあるそうです。

 

何か仕事をするときは、この法則を意識しながら、時間を区切って仕事を進めていきたいですね。

 

 

「頭の中でふとしたことでも気になったらメモしておく」

『自分の頭で考えて動く部下の育て方』を読んだ時も、メモしておけば、自分の中で客観的に整理できたり、

アイディア出しの手助けになったりすると書いてありましたが、

今回は、何が物事を進める上で、無駄な雑念を排除して、そのことに集中するために、

気になったことはメモしておき、頭に浮かんだその雑念を一旦置いておくことができるとのこと。

メモするっていろんな役に立ちますねぇ。

 

 

あと細かいところで地味に使えるなと思ったのは、

何かの決断を先延ばしにするときは、「◯日の◯時〜◯時に決める」

というように、日付だけではなく時間まで決めておき、スケジュールに組み込むことで、

あ、やべあれ決めなきゃいけなかったじゃん…という現象改善になるなと思いました。